日記 4月に入り田んぼの作業が本格的に始まりました。畑ではスナックエンドウやグリンピースなど豆類の収穫、 夏野菜の苗の植え付けも始まっています。筍やフキ、ウドなど春の山菜が食卓を賑わせるのもこの時季の楽しみです。 夜にはカエルの合唱も賑やかです。

4月30日 福太郎

2回目の稲の種まきを行いました。今回は頼もしい助っ人が2人います。 すっかり仲良くなった日本語研修中の中国人青年の李さん、同じく研修生のトルコ人青年のイスマイルさんです。

苗箱に土を詰める人、水を撒く人、種を撒く人と作業を分担して行います。 李さんは餃子作りで見せた器用さを発揮し、一度教えただけの作業もスピーディーにこなしてゆきます。 お陰で12時過ぎには種まきを完了することが出来ました。

午後からは、田んぼに出てトラクターでの田起こし作業。 李さんもイスマイルさんもトラクターを運転したことは無いそうですが、 二人とも自動車の運転はでるそうなので是非にと挑戦してもらいました。

トラクターの操作方法を簡単に説明した後、吉田君が実際にトラクターを運転します。 『出来る?』と二人に尋ねると、イスマイルさんはやる気満々。 すぐにトラクターに乗り、運転を始めました。その様子を李さんがビデオで撮影しています。 『次は李さんだよ。』と声を掛けると、『難しいよ。』とめずらしく消極的。

コンクリート畦のすぐ横は耕すのが難しいだろうと思い、 イスマイルさんに代わって今度はおみずがトラクターに乗ります。 田んぼをぐるりと一周耕してから『次は李さん。』と宣言してトラクターを降りました。 『出来ないよ〜。』という李さんにもう一度トラクターの操作方法を説明し、 半ば強引にトラクターに乗せます。

1枚目の田んぼを耕し終えてトラクターを降りた李さんに『どうだった?』と尋ねると、 『楽しい。』との返事。全部で3枚の田んぼの田起こしを行いましたが、 最後にはイスマイルさんと李さんのどちらがトラクターを運転するかで喧嘩しそうになる程、 楽しい作業だったようです。(笑)

この日、李さんがお土産に持ってきてくれた『福太郎』という名前のお菓子、 その包装紙には『福の種まく』という言葉がありました。研修生の彼らが自国に帰り 『福太郎』になれるように願うと共に、私達自身も『福太郎』となれるよう精進したいと思います。

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4月28日 雨にも負けず

3回目、そして最後の塩水選と温湯消毒です。午後には雨の天気予報でしたが、 売店での仕事を終えて家に帰るお昼には暑いくらいの晴天。 ところがお昼ご飯を食べ終わって塩水選を始めた矢先、激しい雨が降り始めました。

塩水選は台所で行っていたので問題は無いのですが、 その後の温湯消毒は庭にある大釜で湯を沸かして行います。 お昼前に吉田君が火をおこしてくれていたのですが、地面を流れる雨に火が消えそうになります。 雨の中、火が消えないように交代で薪をくべながら湯が60℃になるのを待ちます。

合羽を着て悪戦苦闘していると、雨が小降りになってきました。 お湯の温度がようやく60℃になった時には、雨も止んでいました。 無事に温湯消毒を終えて家に入るとまた雨。危ない所でした。

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4月26日 

小さな畑にあるグリンピースとスナックエンドウが実をつけ始めたので、鳥避けのネットを張りました。 空豆の莢も大分膨らんできたので、こちらは防鳥糸を張って保護します。

空豆の周りを除草していたら、カエルが飛び出してきました。 反射的に捕まえて、大きい畑で作業中の吉田君に見せに行きます。 顔はアマガエルそっくりですが、それより一回りほど大きい身体をしています。 とても愛らしいので、写真を撮りました。

『指が長いねぇ』『目が大きいよ』、しばし吉田君とカエルの観察会です。 小さな発見を分かち合えるのが、嬉しいひと時でした。

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4月24日 黄色い苗

シートにくるんであった稲の苗の様子を見ると、予想以上に伸びています。 一部には上に重ねた苗箱を持ち上げるほどに伸びている苗もあります。 伸びた苗はモヤシの様な黄色です。

苗箱を広げて並べてスズメ避けの網を張り、お日様の下で緑色になるのを待ちます。

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4月23日 お米の発送準備

午前中、籾摺りのため共同精米所へ出かけました。午後からは雨が降った事もあり、 そのままお米の発送準備。明日発送の予定ですから大急ぎです。

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4月22日 銀座通り

今年は稲の育苗を大きな畑で行っています。大きな畑は私達が住む家の裏手にあり、 家と畑の間にある細い道は小さな部落の中の『銀座通り』的存在です。 大きな畑で作業をしていると、その道を通る近所の方によく声を掛けられます。 うっかり話し込んでしまい予定の作業が終わらない事もしばしばです。(笑)

私達がシートに包んだ苗箱を出して様子を見ていると、通りがかった人もその様子が気になるようで 足を止めては一言。『水くれたほうがいいぞ。』、『もうシートから出さっしゃい。』、 『箱の位置を変えたほうがいいなぁ。』、『あと1日、2日そのままでええよ。』などなど ご意見も様々です。

とりあえず、もう少しシートにくるんだまま様子を見ることになりました。

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4月21日 白い芽

苗箱に播いた稲の種から小さな白い芽が頭を覗かせています。 品種により芽の出方にばらつきがあり、紅染めもち>柔小町>なつしずかの順に発芽しています。

小さな畑ではスナックエンドウの初収穫です。

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4月20日 2回目の塩水選と温湯消毒

今回は『喜寿もち』『プリンセスサリー』。 今年から自家用米を作るという近所の友人が見学に来たので、 塩水選をしながら以前に近所の方に聞いた苗箱の話をしました。 彼の知り合いが古い手植え用の苗箱を処分するという話。 それを聞いた友人がその苗箱を使おうかとい事になり、近所の方にお願いして持ってきて頂きました。

私は初めて目にするものです。大きさは普通の育苗箱と同じなのですが、 一つの箱が520のマス目に仕切られており、そこに一粒づつ種籾を播くそうです。 苗箱を持ってきて下さった近所のお父さんの話では、 苗の根を切ることなく田植えが出来るので非常に根着きが良いとの事。 昔はこの苗を使って空中田植え(田んぼに苗を放り投げて植える)も行われたそうですが、 思ったところに命中させるのは難しいようです。(笑)

機械化の波に押されて姿を消したようですが、この苗箱がゴミにならずに使われることを お父さんは心底喜んでいました。なんでも使い捨てになる今の世の中で、 物を大切にしたいというお父さんの気持ちが、その笑顔に輝いていました。

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4月19日 種まきのち本格ギョーザ

今年最初の稲の種まきをしました。昨日準備した床土は、夕べの雨で充分に水を吸っています。 その上に、芽だしの済んだ種籾を播くのですが、ポイントは均一に薄く播く事。 厚く播けば苗箱が少なくてすみ省力化になりますが、丈夫な苗を育てる為には密度が低い方がよいのです。 けれど余り薄く播くと苗がマット状にならず、田植え機での田植えが行えません。

そこで登場するのが種まき機。車輪のある取っ手つきの箱に種籾を入れ、 苗箱にはめた枠の上を転がして種を播きます。 種籾の出る量は車輪の大きさと、箱の内側にあるブラシの位置で調整します。

種を播き終えたら水を播いて、その上から土を被せます。その後は10枚づつ重ねてシートで包み、 芽が出るのを待ちます。大急ぎで約50枚の苗箱に種を播き、午前中に終了することができました。 作業を急いだのにはもちろん訳があります。

午後からは先日の温湯消毒を手伝ってくれた中国人青年がホームステイするお宅へ伺いました。 『彼(李さん)が作る餃子でパーティーをしたい』というリクエストが実現したのです。 折角だから餃子の作り方も教わりたいと言うわけで、エプロン持参でお邪魔しました。

あまり料理が出来ないような口ぶりだった彼ですが、すばらしい腕前を披露してくれました。 特に餃子の皮の伸ばし方はプロの技です。細い竹を切った即席の麺棒を片手で転がし、 もう片方の手で生地を廻しながらあっという間に薄くて丸い餃子の皮を作ります。

何より感心したのは具に使うニラを生でつまんで『辛い』と一言。 日本で栽培された大きなニラは見た目は立派でしたが、ニラ本来の甘みを欠いていたようです。 急遽、予定に無かった白菜を加える事にして味を調整。彼の舌が覚えている母の味を再現しようと、 真剣に料理に取り組む姿勢に彼の人柄が感じられます。

温豆腐とトマトと卵の炒め物の二品もあっという間に完成。 100個を超える餃子は、李さんオススメの水餃子と日本人の要望による焼き餃子の2種類になりました。 どれもむちゃくちゃ美味しくて『美味しい!!』と何度も言うのに、『ホント〜?』を繰り返す李さん。 中国料理というと油っこい料理を連想しがちですが、家庭料理は繊細でシンプル、 それでいてとっても『好吃』なのだと知りました。李さん、本当にありがとう。

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4月18日 床土の準備

今日は稲の種まきの予定でしたが、お天気が下り坂の予報。 種まき途中で雨に降られても困るので、苗箱に床土を詰めるところまでで止める事にしました。 床土には水を含ませる事が必要なのですが、折角ですから、それは午後から降る雨にお願いしました。

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4月17日 催芽籾

朝目覚めてすぐ風呂場に行き、湯船の中の種籾の様子を見ました。 もう一息という感じだったので、やかん一杯の熱湯を追加して暫く待つ事にしました。

3時間後、品種によって差はありますが、おおむね発芽しているようです。 ネットに入れた種籾を洗濯機で脱水し、新聞紙の上に広げて表面を乾かします。

面白かったのは赤米の種籾です。籾の状態では普通のお米とあまり違わない様相なのですが、 水を吸っている為か、玄米にした時の赤い色が透けて見えるのです。 これだと普通のお米の籾との違いがはっきり分ります。

表面が乾いてゆくにつれて、赤い色は姿を消しました。 去年も作っていた赤米なのに、この変化には何故か気がつきませんでした。 何故でしょう?去年に比べて今年は気持ちに余裕があるのかな?

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4月16日 催芽

温湯消毒後に水に浸しておいた種籾の幾つかが、微かに芽を出始めました。 これから催芽という作業を行います。種籾の発芽をそろえる作業です。

入浴後のお湯が残ったままの湯船に台を置き、 その上にお湯がかぶらないいように種籾の入ったネットを並べます。 そのまま一晩置いて、お湯の余熱で一気に種籾を発芽させます。 去年は台を作る際に湯船の栓をずらしてしまい、朝になったらお湯が無かったという失敗がありました。 同じ失敗を繰り返さぬよう、栓の確認は怠りません。

今年の心配はお風呂に入る順番を間違えた事。ぬるめのお湯を好む吉田君が最後にお風呂に入ったため、 残ったお湯の温度が低めな事です。風呂釜が壊れているので追い炊きはできません。 念のため、やかん一杯の熱湯を補充しました。明日の朝にはどうなっているか、心配しつつ布団に入ります。

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4月15日 古参管理機

稲の苗を置く場所を整備する為、大きな畑に小型の耕運機である管理機を入れました。 この管理機はご近所の農家の方から譲り受けたものですが、 その方も別の農家の方からもらったらしく、ちょっぴりガタがきています。

管理機の作業は吉田君に任せておみずは小さな畑で作業をしていましたが、 ふと気付くと管理機のエンジン音が聞こえてきません。様子を見に大きな畑に行ってみると、 案の定、管理機のエンジンがかからずに吉田君が苦戦しています。

最初は調子よく耕運していたようですが、一回止めたらエンジンがかからなくなったそうです。 原因は恐らくオーバーフロー。以前からキャブレターの調子が良くなかったので、 オーバーフローは私にとってお馴染みの現象です。

吉田君にマイナスドライバーを取って来てもらう間に、エアクリーナーを取り外します。 ドライバーを使ってキャブレター内にたまったガソリンを抜き、 燃料コックを閉めたたままエンジン始動のロープを引っ張って残りのガソリンを吹き飛ばします。 これで駄目だとキャブの分解・清掃という面倒な事になるので、 祈るような気持ちで再度エンジンをかけてみました。けれどエンジンはかかりません。 仕方が無いのでフローしたガソリンが自然乾燥するのを待ちつつ、別の作業をすることにしました。

夕暮れ前、これで最後と願いを込めて始動ロープを引っ張ります。 燃料コックを開けて3回、閉めてからもう1回。 ようやく聞こえたエンジン音は、私にとって喜びの鐘の音でした。

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4月13日 野菜苗の育苗

日中は暖かい日が続きます。ビニールのトンネルに入れていた野菜苗ですが、 温度が上がりすぎるのが心配になってきたので、防虫網のトンネルに作り変えました。 更に、ズッキーニ・枝豆・撒きなおした野菜苗も仲間入りするので、トンネルの長さも延長。 夜間のみビニールを被せて保温します。

4月の暖かさで畑に植えた野菜たちも順調に成長しているように見えますが、 空豆の新芽に緑色のアブラムシを発見。暖かさで成長するのは虫達も一緒のようです。

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4月12日 蒔きなおし

先月撒いた種の中で、ピーマン2種となす1種、レタスが発芽しなかったので蒔き直しです。 キュウリは双葉を虫に食べられてしまった(?)ので、これも蒔きなおし。 吉田君がお土産に買ってきた枝豆の種も育苗ポットに撒きました。

ミニカリフラワーの苗は本葉が3枚になったので畑に定植しました。 春なので防虫網でトンネルを作って保護します。効果があるといいんですが。

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4月11日 泣き笑い

稲作りの第一歩、種籾の塩水選を行いました。昨日の計画で最初に植える3品種の種籾を準備します。 塩水の中に種籾を入れて浮いた籾を取り除き、沈んだ籾だけを種籾として使います。 選抜された種籾は約6キロ、約2反半の田んぼに植えます。

続いて、病気を防ぐ為の消毒を行います。 近所では5月の初旬に薬液に浸して消毒を行いますが、エッサホイサ堂では農薬は使用しません。 薬液の代わりに、60℃のお湯に5分間種籾を浸けて温湯消毒をするのです。

庭にある大きな釜でお湯を沸かしていると、温湯消毒の様子を見たいという先輩農家の方がやって来ました。 現在、彼の家にホームステイしている日本語研修中の中国人の青年も一緒です。 これ幸いと彼らにも手伝いを頼み、種籾を持つ人、温度計を確認する人、お湯の温度を調節する人、 タイムキーパーと仕事を分担して作業を行いました。

釜で燃えている火の煙に、4人の大人が涙を流して鼻をすすりながらの作業です。 温度計担当の中国人の青年は眼鏡の下の涙をぬぐいながら、必死に温度を読み上げる大健闘。 『60℃!』『61℃!!』ちゃんと日本語で知らせてくれます。 『煙い』という日本語も身をもって理解できたようです。

大笑いしながら、作業終了。消毒の済んだ種籾は、数日間水に浸して発芽を待ちます。 どんな作業も大勢でやると楽しい、そんな事を実感した一日でした。

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4月10日 パズルゲーム

吉田君が帰ってきて、やっと今年のお米作りの計画がはっきりしてきました。 今年はうるち米を1品種減らし、もち米1品種を作ることになりました。 特殊米を含め、8品種のラインナップが決定です。

田んぼの場所は去年と変わりませんが、何処にどの品種を植えるかが難問です。 広さは約6反半、但し、田んぼの枚数は19枚になります。機械の出入り口は3箇所、 取水・排水が可能な場所にも限りがあります。

去年の作付けで大体のベースは出来ているのですが、 昨年の実績から変更したい点も色々有り、田んぼの地図を眺めながら頭を悩ませます。 まるでパズルゲームのようですが、ゲームと違う所はやり直しが出来ない事。 真剣勝負の始まりです。

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4月9日 松崎の過疎化対策

静岡県の企画で作成された『南伊豆に暮らす』という冊子があります。 過疎化が進む南伊豆地域に移住者を呼び込むと言う意図で作られた冊子で、 実際に南伊豆に移住した人々の体験談が紹介されています。

その冊子が5年振りに改訂される事となり、松崎町からは5軒の移住者が紹介されるそうです。 エッサホイサ堂もその内の1軒にという話があり、町役場の方が詳しい説明にやって来ました。

今年度から小学校3校が統合されてしまう現状の松崎町ですから、 少しでも町民が増えて欲しいと言う思いは私達にもあります。 また、増加する一方の休耕田の為にも、移住した方が農業の担い手であれば更に嬉しいです。

ですから、今回の話にも協力したいと思いますが、一抹不安なのは町役場の対応です。 もしこの冊子を見た誰かが移住を希望して町役場を訪れたとしても、役場では空き家の紹介もしていないし、 これといった支援策も無いようなのです。そんな状況で移住を呼びかけるのも無責任な気がします。

自分達が掲載される冊子ですから、その使われ方とその後の対応も含め、 できるだけ役場に対して意見を述べていき実のあるものにしたいと思います。

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4月8日 お土産

去年から4ヶ月間、埼玉の実家に戻っていた吉田君が松崎に帰ってきました。 骨折で入院していた母が退院してからまだ半月も経っていないのですが、 もうすぐ田んぼの作業も本格的にスタートするのでちょっと心配を残しつつの帰宅です。

修善寺で道を間違えたらしく、到着したときにはすっかり暗くなっていました。 吉田君のお土産は、実家の近所にあるインド料理屋のフライ・ダルとパラック・パニールでした。 レンズ豆のカレーと、ほうれん草とチーズのカレーです。

このインド料理屋のメニューは、肉を食べない我が家のお気に入りでした。 大急ぎで、自家製小麦粉のプーリー(インドの薄い揚げパン)を作り、 マサラたっぷりの懐かしい味を楽しみました。

おみずからのお土産は、松崎の港で行われたフリーマーケットで買ったカエル君とウシ君のパペット。 ウシ君は吉田君の大のお気に入りになりました。

夫のお土産はインドカレー、妻のお土産はパペット、相変わらずおかしな夫婦です。

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4月6日 赤チン・アブラムシ

大きい畑のジャガイモに大発生した赤いアブラムシ、潰すと手が赤く染まる事から 『赤チン・アブラムシ』と勝手に名づけました。その赤チン君は、小さい畑でもたまに見かけます。 大して気にはしていなかったのですが、ジャガイモ以上に被害にあっている植物を発見しました。

畑の周りに生えている『セイタカアワダチソウ』、冬の間に刈り取ってあったのですが、 その新芽に赤チン君がびっしりと張り付いています。 そういえば大きい畑の東側は休耕田で、セイタカアワダチソウが群生しています。 ジャガイモを植えた場所も、休耕田と接する場所に多くの赤チン君が発生していました。

このまま放置するのも不安なので、赤チン君がたかっている新芽を刈り取ってビニール袋に集めました。 この作業中、アブラムシを大好物とするてんとう虫の幼虫を発見。 この子達は畑に残して、その後の活躍に期待します。とは言っても、わずかに4匹。多勢に無勢という感じです。

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4月5日 花冷え

寒波の到来で、遅霜の被害が出た。葉が開き始めて間もないジャガイモがその被害者。 アブラムシ退治が終わってすぐの出来事で、一難去ってまた一難です。

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4月3日 赤いアブラムシ

2月に植えたジャガイモが揃って芽を出して喜んだのもつかの間、 赤いアブラムシが大量発生しています。その事に気がつきましたのは、一昨日。 慌てて手で潰して回り、赤チンを塗ったように手が真っ赤に染まります。

あらかた退治したのですが、念のため、米酢に唐辛子を漬けた液を水で薄めて散布しました。 近所の人には農薬を使ったほうがいいと言われましたが、そういう訳には行きません。 昔、アブラムシ防除の為に牛乳を薄めた液を使いました。こちらは多少の効果がありましたが、 現在、我が家では牛乳を買っていません。今回の対策に効果がないようならば、 また方策を考えましょう。

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4月2日 桜ちらちら舞い始め

家のすぐ近くの県道は、桜並木が続いています。桜の写真を撮ろうと思いつつ、 いつもカメラを持たずに出かけてしまうのですが、今日はカメラを持って精米所に行きました。 帰り道、直売所横の駐車場に車を止めて念願の写真撮影。ちょっと曇り空なのが残念ですが、 やっと桜の写真を撮る事が出来ました。

もう桜が散り始めています。

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4月1日 桜満開

夕べ遅くに激しい雨が降っていた。
その雨にたたき起こされたのか、今朝になったら桜が満開。
そして今夜も夜から雨。
ようやく開いた桜、明日の朝まで無事だといいんだけど。

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